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(1)標準施工方法
以下に、硬質木片セメント板を使用した外壁の標準施工方法を示します。


(イ)標準施工例
 

横張りの施工例
 

縦張りの施工例

(ロ)下地の例
 

横張りの下地例
 

縦張りの下地例

(ハ)施工例の詳細
 

横張り釘留め

横張り釘留め左右接合部


縦張り釘留め


縦張り釘留め上下接合部


横張り金具留め


横張り金具留め左右接合部
(2)施工上の注意事項
(イ)下地組み
 
硬質木片セメント板を外壁として施工する場合は、下地は通気構法としてください。通気工法は、吸気口と排気口を適切に設けてください。
柱、間柱の上に、透湿防水シートを横張りで施工してください。
窓まわり等の開口部周辺は、透湿防水シートを張る前に、防水テープを張ってください。
通気胴縁(18×45mm以上)を、横張りの場合は垂直方向に、縦張りの場合は水平方向に500mm以下の間隔で取り付けてください。水平方向の胴縁は、通気を考慮して、1820mm以下の間隔で30mmの隙間を設けてください。
硬質木片セメント板の接合部には、幅90mm以上の通気胴縁を使用してください。


(ロ)硬質木片セメント板の切断
 
チップソーを取り付けた電動丸鋸機か、スレート鋸を用いて切断してください。


(ハ)硬質木片セメント板の留め付け
 
胴縁に、硬質木片セメント板を釘又は金具(厚さ15mm以上の製品に限る)で留め付けてください。
釘留めの場合は、専用釘を用いて、幅455mmに対して両端部及び中央の3本で胴縁に留め付けてください。また、両端部は、硬質木片セメント板の端から20〜35mmの位置に釘打ちしてください。
金具留めの場合は、専用金具及び専用釘を用いて留め付けてください。
土台部は、水切りを使用し、硬質木片セメント板下端は10〜15mmの隙間をあけてください。
横張りの場合の左右接合部は、ハットジョイナーまたはバックアップ材を用い、10mm程度の隙間をあけてシーリングを施工してください。
縦張りの場合の上下接合部は、中間水切りを使用し、10mmの隙間をあけてください。
出隅部は、同質出隅またはカバー出隅等を使用して納めてください。


(ニ)硬質木片セメント板の塗装
 
硬質木片セメント板の塗装品は、施工後の塗装の必要はありません。無塗装品(シーラー品)の場合は、メーカーの推奨塗料を現場で塗装してください。


(ホ)維持管理
 
硬質木片セメント板の外壁としての性能を、長期にわたって維持し、美観を保つため、適切な維持管理(外壁面の清掃、シーリング目地の補修、再塗装、欠損等の部分補修)を十分に行ってください。