| ■木質系セメント板とは |
| 木質系セメント板は木材(間伐材、建築古材、製材残材等)を切削し、セメントと混練圧縮成型したボードです。 その実績が評価されグリーン購入法発足当初から指定資材となっております。 木質系セメント板の性能は多岐に亘り、防・耐火、断熱、吸・遮音、調湿性等があります。 |
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| −断熱性能− | ||||||||||||||||||||
| 外気温度t0と室内温度t1を考える場合、熱貫流率を用いるのが一般的です。t0とt1の温度差が1℃のとき1 壁体に要求される、熱貫流抵抗Rの値には諸説あり、「プレハブ建築の性能基準に関する研究」(昭和40.4プレハブ建築協会、委員会調査)では、外壁については0.6( |
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| K=熱貫流率(W/ |
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| −防・耐火性能− 木質セメント板の最大の特徴は、卓越した断熱・吸音性もありますが、なんといっても優秀な耐火性を兼備している点であります。 木質セメント板が準不燃材料の代表であることは、建築基準法施工例第1条5号に「準不燃材料とは木毛セメント板、石膏ボードその他の建築材料で不燃物に準ずる防火性能を有するものとして建設大臣が指定するものをいう」と明記されていることや、半世紀以上に亘る木毛セメント板の使用の歴史の中で、火災から延焼を防止した幾多の例が全てを物語っています。 木毛セメント板を防火構造用材料として使用することは、鉄材であるラスの代用となる利点もあって、戦前から広く普及しました。 その頃の研究では木毛セメント板の厚さは、耐火的に、これをモルタルに置き換えた時に半分と見なせば安全であると考えられて、建築基準法の防火構造規定に取り入れられ、現在もそのまま施行されています。 |
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| −音響性能− 音の透過損失は、壁体の重量でほぼ定まります、例えば D=20log10・W・f−47 で計算できます。 但し、D:透過損失(dB) W:重量(kg/ f:振動数(c/s) この式に基づいて、木毛セメント板の透過損失を計算しのが下の図です。 (f=500c/sと仮定) 遮音性は、壁の重量によって定まると言っても対数式ですから、例えば、2倍の重量にしてみても、音の損失は2倍になるというわけではありません。むしろ、工場内部の音を外に出さないようにする場合には、工場内部の騒音も下げることが望ましく、このような場合には吸音性の高い木毛セメント板を内張することが、絶対に有利です。 |
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| −調湿性能− 従来の日本家屋は校倉造り等に代表されるように、建物そのものに調湿機能を備えていました。 しかしながら、最近の建築物はアルミサッシやボード類、内外装材料の普及により機密性が向上し、又、冷暖房機器の発達により室内の湿度の調整が難しく、 結露やかびの発生が問題になっています。 木毛セメント板は下図に示すように優れた調湿性能があり、八畳間の天井と壁に木毛セメント板を使用したと仮定すると10日間で約20リットルの水分を吸収し、 又、室内が乾燥するとその水分を放出することにより調湿を自動的に行い、快適な居住空間を作ります。 |
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| −比重と曲げ強さ− JIS規格値は下表の通りです。(但し、曲げ荷重は3号試験片による) |
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| 木毛セメント板はセメントと木毛の量や、成型時の圧力を変えることによって、 比重は1.0〜0.3程度の範囲のものを造ることができます。 木毛セメント板に作用する荷重には、固定荷重(木毛セメント板自身の重量)、 積載荷重(部品や人間等の重量)のほかにも積雪荷重(直接かかることは無いと考えられる)、 風圧力(風による圧力で、地上高さによって変わる)、地震力などがあります。又、作用の種類としては、 集中荷重(一点に集中して作用する力)と等分布荷重(自重のように均一に分布して作用する力)が主なものです。 木毛セメント板の規格はJISA 5404に定められていますが、上の表はあくまで3号試験片による曲げ荷重で定められています 。一般には比重が重くなると、曲げ強度は増加します。規格値で計算しますと木毛セメント板の曲げ強度は 1.0〜2.5N/ 以上になりますが、実際には2.0〜3.5N/ |
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