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木毛セメント板WOOD WOOL CEMENT BOARD

木毛セメント板は、主に間伐材・未利用材及び製材残材等をリボン状に削り出した木毛をセメントと混練し圧縮・成型した建築用のボードです。
その使用実績は約一世紀にわたります。
その品質は昭和初期に臨時日本標準規格が制定され今日のJIS規格の基になっています。
昭和20年代には、建設省建築基準法施行令に準不燃材料の代表として例示され、防耐火構造にも多く告示化されています。
木毛セメント板の性能は多岐にわたり、防火、断熱、吸音、遮音、調湿などの性能があり、JIS規格は性能と品質を明確にし、適切な部位にご使用いただくために、普通木毛セメント板、中質木毛セメント板、硬質木毛セメント板の3種類に分類されております。

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硬質木片セメント板HARD CEMENT WOOD CHIP BOARD

木片セメント板は、木質原料の最大長さが50mm以下のもので、木質原料-フレーカーを用いて製造した薄片(フレーク)とセメントを主原料とし、少量の水などと混練した混合原料を、板状に圧縮成型した材料です。
製品のかさ密度が0.6以上0.9未満のものを普通木片セメント、かさ密度が0.9以上のものを硬質木片セメント板をいいます。普通木片セメント板は、現在国内での生産はありません。
主な用途として、鉄骨造の屋根下地(野地板)や外壁の下地などに用いられます。

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スラグせっこう板SLAG GYPSUM BOARD

製鉄所から産出する高炉水砕スラグと、火力発電所の排煙脱硫装置等から副生される二水石膏を主原料として、常圧で反応硬化させた不燃材です。
石膏を利用したボードとして一般的なせっこうボードは、二水石膏を熱処理しなければなりませんが、スラグせっこう板は、二水石膏のままスラグ等との混合体から、建材として十分な強度を発現させています。
主な用途として、住宅の軒天及び内装、病院、ホテル、オフィスビル等の内装、間仕切壁などに、特に防火性能が高いため、軒天やベランダ下地などに積極的に採用されています。

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